乗鞍岳周辺(岐阜) 石仏山(1370m) 2019年5月25日  カウント:画像読み出し不能

所要時間  6:50 車止め−−7:14 廃林道−−7:17 斜面取付−− 7:23 石仏山−−7:31 廃林道−−7:34 林道−−7:36 送電鉄塔工事現場−−7:55 車止め

場所岐阜県高山市(旧高根村)
年月日2019年5月25日 日帰り
天候快晴
山行種類籔山
交通手段マイカー
駐車場車止め手前の脇道(耕作放棄地への道)どん詰まりに駐車
登山道の有無無し
籔の有無笹藪あり
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント近接して同名の山がある珍しいパターン。黍生集落から延びる林道を経由して往復。林道は送電鉄塔工事中で入口に車止めあり。林道は1349m峰南側で廃林道化し笹藪斜面を登って山頂へ。山頂標識、展望無し




林道入口は工事の車止めあり 林道入口脇の農道どん詰まりに駐車
送電線工事地図。山頂近くまで延びる林道途中に工事現場あり
林道から見た木曾御嶽 分岐は左へ
何の許可マークだろう? 実質的な林道終点
その先は廃林道 徐々に笹が出てくる
1310m鞍部で目の前の笹斜面を登る 標高1350mで尾根に乗る
尾根東側の植林が笹が薄い 石仏山山頂。山頂標識、展望とも無し
帰りは笹が薄い植林帯を下る 廃林道合流
送電鉄塔工事現場。まだ足しかない 完成するとこうなるらしい。直流1回線らしい
林道入口 工事車両のタイヤ洗いグッズ


 石仏山に登った次の山も石仏山。こんな体験は二度とないように思えるのだが、私の場合は過去に一度ある。今年1月に奥三河の同名の城ヶ山に連続して登ったのだ。狙ってそうしたわけではなく車で回る経路の都合上そうなっただけだが、この時も山は接近していた。地元では区別しやすいように「中当城ヶ山」と「夏焼城ヶ山」と呼んでいるようだったが、ここの石仏山はどうなのだろうか?

 本日2つ目の石仏山は黍生集落南西側に位置する。地形図を見ると山頂付近まで林道があるはずで、これを使えば楽して登れるだろう。ただし、おそらく黍生集落を出た林道入口に車止めがあるのだろうと予想していた。

 小さな集落の細い路地を通過、神社の前を過ぎれば集落のはずれで、それまで開けた明るい場所だったのが植林の暗い場所に変わる地点が林道入口だった。予想通り車止めのロープがかかっていて、送電線工事車両用のものだった。山菜取り禁止の看板もあるのでその役目も兼ねているのだろう。付近に駐車余地は見当たらず、仕方なく林道入口から斜め上方に上がる廃道っぽい道を上がり、どん詰まりに駐車した。ここは畑の入口だったが今は耕作放棄地で草ぼうぼう、車を置いても問題ないと判断した。

 車止めの脇に人間が通過できる隙間があるのでそこから入る。路面状況は良好、工事車両が頻繁に入っているためだろう。林道入口には工事現場の地図が書かれており、これにより1349m峰の南側直下に工事現場があることが判明。ここまでは今の良好な路面状況が続くだろう。標高1290mで西に分岐する林道でも工事現場があり、数か所で同時に工事をやっているようだ。

 林道をテクテク歩いていると後方から工事業者のライトバンが登場、土曜日も工事をやっているようだ。ご苦労様。工事車両は全て標高1290mで西に分岐する林道に入ってしまい、石仏山方面の工事現場に入っていく車は無かった。もう工事が終わったのだろうか?

 林道は1349m峰を西から巻いて南側で尾根に復帰するが、ここが工事現場入口で立入禁止のロープが張られていた。こちらの目的地は工事現場ではなく南に延びる林道なので問題なし。ロープの横を通って尾根上の林道に乗るがここから廃林道化していた。最初は藪は薄いが徐々に草ぼうぼうとなり、1310m鞍部付近は完全に笹藪が覆っていて一見すると林道の存在が分からないほど。廃林道化してから長い年月が経過しているようだ。

 鞍部から廃林道を離れて南の尾根に取り付く。しかしどこも同じような密度の笹薮で、笹を分けて適当に登っていく。ここも先ほどの石仏山同様、根曲がり竹ではなく茎の柔らかい笹であり、北向き斜面の影響か、先ほどの石仏山よりは笹の密度はいくぶん低かった。

 1350mで尾根に乗るが笹は相変わらず。しかし尾根東側の植林帯の中だけは笹が薄いので尾根を外してそちらを歩く。そして不明瞭な最高点に到着。植林と自然林の境界で展望は無く笹に覆われていた。山頂標識は見当たらず。こちらは地形図記載の山では無いからなぁ。

 帰りはほぼ往路を戻るが、廃林道までは植林の中を歩いてみた。廃林道付近では植林の中もそうでない場所も同じ笹の濃さだったが、少し登った付近から植林の中は明らかに笹が薄くなっていた。今後登る人は参考にすると楽ができるだろう。

 廃林道が終わって工事現場に出た箇所で、どんな工事なのか見てみることに。やはり無人のままで、少なくとも本日はここでは工事は行わないようだ。僅かに登ると送電鉄塔の足の基礎だけが完成していて本体の工事はこれからであった。どうやら同時に工事を行っているわけではなく、基礎だけ先に作って本体の組み立て工事は順次行っているようだ。

 林道入口に戻る。往路では気付かなかったがここには工事車両のタイヤの泥を落とすための清掃用具が置いてあった。集落に迷惑をかけないための気遣いだろう。ただ、林道の路面を見た限りでは砂利の上には泥はほとんど落ちていなかったので、今の工事現場では泥だらけになるような場所は無いようだ。こちらは泥だらけではなく笹ゴミだらけ(笑)

 

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